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■ D・A・T・A ■
名  称 珈琲 庵(コーヒーあん) ※喫茶店
住  所 東京都千代田区外神田1-5-8 末初ビル1階
構  造 1974年1月~1977年1月に竣工
     (鉄筋コンクリート6階建・地下1階)
営業期間 遅くとも1978(昭和53年)に開業
     2024(令和6年)6月に閉店(と思われる) 46年以上

 秋葉原エリアでも西側の端付近に存在した喫茶店『珈琲 庵』読み方は「あん」 中央通りやLAOXザ・旧コンピュータ館の裏通りなどは活気があり、人通りも多いが、珈琲 庵のあたりまで来るとだいぶ街の喧騒も静かになる。入口は、昭和の喫茶店らしく凝ったデザインが美しい。木材を使った手作り感ある看板などから、温もりを感じる。店内もふんだんに木を使った内装。時間の経過のみが創り出す味のある色合いが、視覚的にも自然と安堵感を生んでいた。
 秋葉原は電気街全盛期の昭和時代、数え切れないほどの喫茶店があったという。昔の秋葉原はファーストフード店も少なく、コーヒーのチェーン店も、ほとんど無かったであろう。時代は流れ、1軒、また1軒…と昭和からの喫茶店が閉店するなか、庵だけは営業を続けていた。時代に合わせる必要はない。そんな孤高の存在感があった。 (建物構造の情報はインターネット物件サイトより)

※すべての写真で拡大できます。※読み方を「いおり」→「あん」に修正しました。

2008年9月 奥には石丸電気のSOFT1(ソフトワン)が見えた。

2012年6月

2012年7月

2013年6月 少し紫陽花が小ぶりだった頃。

2013年9月

2013年11月 冬の夜は特に暖かさを感じる。

2013年11月

2014年11月 黒電話が懐かしい店。

2014年11月 カフェオレはカップが違う。

2014年11月 静かな店内から見る外の景色。

2015年6月 薄い水色が涼やかな紫陽花。

2015年6月 デザインされた書体が美しい看板。

2016年1月 128GBのCFカードが約3万円。

2016年5月 紫陽花が見頃の時期。

2016年5月

2018年12月

2019年6月 装飾が美しいメニュー表。

2019年8月 夏の枯れた紫陽花も個性的。

2019年6月

2019年6月

2019年12月 理路整然と並ぶ食器・椅子・きれいな床。

2019年12月 貴婦人を思わせる可愛らしいコーヒーカップ。

2019年12月 コーヒー豆が敷き詰められたテーブルが美しい。

2019年12月 パンはフワフワ・ソーセージはパリッと。

2019年12月 綺麗な断面。包丁の切れ味にも几帳面さを感じる

2020年5月 味わい深い木製の看板

2020年6月 隣のテクノハウス東映が撤退(ラジオデパート店は継続)

2021年2月 開店前、どこか清々しい。

2021年2月 コロナ禍の頃。周囲の店は閉店状態だった。

2022年4月

2022年5月

2024年6月 原状回復を知らせる張り紙。美しい字と評判があった。










おまけ 万世書房店主と。2022年